金融機関の与信業務を
支える
システムの
安全稼働に貢献する。

日経グループという安心感と、金融業界などの情報インフラを支えるという社会貢献度の高さから、数あるIT企業の中から当社を選びました。入社後は、中小企業の与信情報を金融機関に提供する団体の情報システムの開発に携わりました。このシステム開発ではVisual Basicを使って開発するとともに、外部からのサイバー攻撃の監視を行い、報告書を提出するという業務を約2年間担当していました。その後、日本経済新聞社に出向し、従来の紙主体のシステムから、デジタル主体の記事制作ができるシステムへ移行するプロジェクトに参加し、日本経済新聞社の社員であるユーザーの声を聞きながらシステム改善へ反映するという貴重な経験をしました。約2年間このプロジェクトに関わり、システム完成後に現在のソリューション事業本部に異動となりました。

現在のソリューション事業本部では、入社直後に担当した中小企業の与信情報を数多くの金融機関へ提供する団体の情報システムの運用を担当しています。このシステムは金融機関が中小企業へ融資する際の判断材料の一つとして活用されるものです。中小企業の決算情報などをデータベース化して運用を行うのですが、膨大な機密情報を取り扱う関係から、外部への漏洩は絶対に防がなければなりません。そこで外部からのサイバー攻撃の有無を24時間365日監視して報告するのも私の仕事でした。最近はニュースなどでもサイバー攻撃などによる情報漏洩が問題になることが多いですが、私が担当するシステムは、全国の金融機関の基幹業務を支えるシステムですから、その責任の重大さを感じながら日々の仕事に取り組んでいます。

入社5年目になりますが、この間、金融機関の融資業務を支えるシステム開発と管理、そして日本経済新聞のデジタル化に対応した制作システムの開発に携わることができました。このように当社では新聞制作系に限らず様々な分野のシステム開発や運用に携わることができます。当然、幅広いシステム開発に携われるということは、エンジニアとして多くのスキルを身につける機会があるということです。また、社員の人間性も魅力の一つですね。入社直後、慣れない環境で悩んでいたときに、上司や先輩が親身になってアドバイスをしてくださいました。当たり前のようでありながらこの文化は、経験の浅い若手社員にとっては非常にやりがいを得ながら働けるNASならではの環境だと思います。