CASE 5
「攻めのIT投資」への転換で
実現する成長戦略
脱・レガシーシステムで
DXを加速
背景
「2025年の崖」克服は
企業変革のチャンス!
経済産業省の『DXレポート』が警鐘を鳴らした「2025年の崖」。レガシー化(老朽化、複雑化、ブラックボックス化)したシステムが残った場合、運用コスト増などで年間最大12 兆円の経済損失が生じると言われています。
レガシーシステム対策こそ、企業の成長戦略のカギです。
導入前の課題
〈想定事例〉
お客様企業情報/金融・保険業
従業員数300名
全国に拠点を展開
- 古いシステムの保守運用コストが年々増えている
- システムを扱えるベテランが退職し、人材不足が深刻
- OS、ミドルウェアのサポート切れのリスクがある
- 最新システムへ移行したいがリスクが気になる
- 個人情報を取り扱っておりセキュリティー対策が必須
- トータルでサポートしてくれるプロに相談したい
- ブラックボックス化したシステムでDX推進はムリ
- 老朽化したシステムではデータの利活用は不可能
レガシーシステムの危機
- 古いシステムの保守運用コストが年々増えている
- システムを扱えるベテランが退職し、人材不足が深刻
- OS、ミドルウェアのサポート切れのリスクがある
新システム移行への不安
- 最新システムへ移行したいがリスクが気になる
- 個人情報を取り扱っておりセキュリティー対策が必須
- トータルでサポートしてくれるプロに相談したい
DX推進の足かせ
- ブラックボックス化したシステムでDX推進はムリ
- 老朽化したシステムではデータの利活用は不可能
日経統合システムの
提案ポイント
お客様のDX推進パートナーとして個別相談を行い、古いシステムのプログラムやデータ資産を新しいプログラムやデータベースに移し替える「マイグレーションサービス」をご提案しました。システム移行における影響分析や参考価格算出の無料診断サービスを受けていただき、懸念事項を見える化したうえで、IT大手の株式会社シーイーシーとの提携による、安心のワンストップサービスである点を評価いただきました。レガシーシステムを抱えるお客様のIT投資は、業務効率化をはじめとする「守り」になりがちです。しかし、変化の時代を生き残るため、ITによる新サービス開発やデータの利活用によるビジネスモデルの変革など、「攻めのIT投資」に転換する必要性を理解いただきました。
課題解決
事業資産を最大限生かし
仮想サーバへ移行
保守運用も含めた高信頼性の
ワンストップサービス
長年保有してきたメインフレームを撤廃し、システム基盤を日経統合システムが持つサーバを使った「仮想サーバホスティング」へ移行。OSやプログラム言語、ハードウエアに縛られずにマイグレーションが実現し、自動化ツールを使い低コストでの変換作業ができました。日経統合システムにサーバの保守運用をおまかせいただくことで、管理業務の負担も大幅に削減できました。
安全性を担保し
デジタルシフトを加速
脆弱性診断と組み合わせて
サイバー攻撃対策
システム基盤移行にあたり、AIロボットが自動操作でWebアプリの脆弱性を検知する「AeyeScan」も導入することで、最新のサイバー脅威に対応。手軽に、精度高く脆弱性をチェックしてインシデントを防止できるように。さらにWebアプリ開発工程の合間などスケジュールに合わせて脆弱性診断ができるため、ご担当者の負担が軽減されました。
システムの進化が
ビジネス、組織を変革
データを活用した
新サービス開発などDX進行
DXの基盤が整ったことで、データを利活用した新サービスを開発しようと社内プロジェクトが立ちあがりました。システムの変革により、ビジネスプロセスや社内のマインドセットも変わり始めました。
導入クロス効果
ビジネスチャンス拡大
イノベーション
データの活用により顧客ニーズに対応した新商品を開発し、ビジネスチャンスが拡大。データの利活用に関心を持った若手のモチベーションが上がり、新しいビジネスモデルを探るプロジェクトも立ちあがりました。
セキュリティー対策
生産性向上
日々巧妙化するサイバー攻撃から自社サイトを守るため、AIロボットによる脆弱性診断を導入したことで、くまなく問題点をチェックできるように。開発担当者の手を煩わせることなくセキュリティー対策ができ、Webアプリ開発も活発化しています。
風土改革
成長マインドセット
最新システム基盤への移行は、当初社内の反発もありました。しかし、社内エンジニアが安心して管理運用ができるようになり、さらには従業員の方のデータの利活用へのモチベーションが高まるなど、成長マインドセットの獲得につながっています。