Greetings ご挨拶・事業展開

Problem 02

「日経」支える 確かな技術と使命感

 日経統合システムは1987年、日経グループを中心に情報インフラを預かるデータセンターとして創業。以来、グループ外にも販路を広げ、お客様のシステムを守るセキュリティー事業、業務改革を支援するソリューション事業も柱に加えながら着実に発展してきました。各事業を支える技術・ノウハウは、何があってもお客様の情報資産を守り抜くという社員の強い責任感、報道機関グループの一員としての使命感を土台にしています。


 当社のサービスは人を介した信頼の提供に強みがあります。運用部門、セキュリティー部門は24時間365日、常駐で監視や障害対応にあたります。物理的なセキュリティーシステムでお客様のサーバ室を守りながら、情報通信ネットワークも活用した常駐監視により、万一の際にも迅速な障害対応が可能です。


 事業を支える株主は、新聞や電子版事業を幅広く展開する日本経済新聞社、証券・金融情報のサービス会社であるQUICK、世界的な通信キャリアでありデータセンター事業者でもあるNTTコミュニケーションズ。この3社の信頼と技術、情報力が当社の事業基盤を強固なものにしています。システム開発から運用、設備管理、セキュリティー監視とワンストップで付加価値を提供するIT企業として、お客様の信頼にお応えしていきます。

データ・マネージ・カンパニーへ飛躍

 「データ・マネージ・カンパニー」。耳慣れない言葉かもしれません。
データを安全に保持し、迅速に送り届け、安全な環境を提供し、加工して付加価値を生み出す会社――。
私たちはこう定義しています。


 ビジネスにおけるデータの重要性は高まるばかりです。データはデジタル時代の「産業のコメ」とも呼ばれ、多くの企業が、いかに多くのデータを収集し、それらを分析し、新たなビジネスにつなげるかを競っています。


 取り扱うデータ量が増えれば増えるほど、いかに安全に保管し、日々巧妙化するサイバー攻撃や情報漏えいのリスクからデータを守るかが課題になります。私たちは日経電子版をはじめ日経グループの情報サービスの監視で培った、最新の脅威にも対応するノウハウとスキルで、お客様の大切なデータを守ります。


 一方、データを大量に集め、分析するだけでは収益にはつながりません。分析した結果をビジネスに使えるソリューションにまで落とし込むことで、データは真に価値を持つようになります。私たちは今後、こうしたデータ加工・分析の分野についても、日経グループ各社と連携しながら取り組んでいきます。

事業の展開

Problem 02